■ ID | 367 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 断然・長期的な環境大気中ダイオキシン類の採取方法 |
■ 著者 | 王効挙
埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 埼玉県環境科学国際センター 杉崎三男 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)環境科学会 |
■ 出版年 | 2002 |
■ 誌名・巻・号・年 | 環境科学会2002年会、平成14年9月21日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究はプログラムタイマーをHVに連接することによって断続的に長期間でのサンプリング方法による大気中ダイオキシン類の測定手法を検討した。その結果、サンプリング回収率は、1ヶ月、2週間、1週間の断続方法が全部90%以上であり、24時間連続法は74−93%であって、あまり変らなかった。実測濃度とTEQの高低の傾向や極端な差というものもみられなかった。24時間連続サンプリングでは、実測濃度及びTEQともに変動が大きく、代表性の高い月間平均濃度を得ることが困難である。断続法では、3回24時間連続法の平均値と一致し、1週間の平均値、2周間、1ヶ月間の結果の差も非常に小さく、より代表性の高い結果が得られた。従って、環境大気中のダイオキシン類の長期的な濃度レベルを正確把握するためには、断続・長期間的なサンプリング方法は適用可能であることが今回の実験よりわかった。 |
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